国会に「選択的夫婦別姓」の提言がされたのは1996年。もう25年も前の話だそうです。
それから今まで何度も国会で話し合われたり、世論調査が行われてきましたが
ほとんど進展することはありませんでした。
ところが昨年から今年にかけて行われたいろいろな世論調査で
「賛成」が「反対」を上回るようになりました。
今の若者は男女平等が当たり前で成長してきていますから、当然と言えば当然なのでしょう。
ところが国会では未だに「反対」が多く、世論とはかけ離れた印象になってきました。
「選択的」なのだから、別々でも同姓でも夫婦の話し合いで決めればいいいのでは?
と思うのですが、それは都会の何にも縛られない家庭出身だから。
「家制度」を大切にする地方や家庭では「法律で決められた夫婦同姓が当然」であり
日本にはそういう家がまだまだ多いということかもしれません。
私は自分の姓にまったくこだわりがありませんでした。
結婚したら相手の姓になるだろう、と小さい頃から思っていましたし。
ところがそんな私に「どっちの姓を名乗るか問題」が浮上。
夫がある日突然「misaeの苗字を名乗りたい」と言い出したのです。
相手の苗字になりたい男性もいるんだな・・・・と本当に驚きました。
そして親も巻き込んでの話し合いの結果、私の姓にすることが決定しました。
この時、私にとってはどうでもいい(と言うと語弊がある?)ことも
大切にしている人がいるのだと、改めて知ることができました。
よく間違えられるのですが「夫が妻の姓を名乗る」のは「婿養子」ではなく
妻が戸籍の筆頭者になるというだけの話です。
「婿養子」は夫が妻の親と養子縁組をすることで、戸籍の筆頭者は夫になります。
法律的なものをすべて私の姓に変更するのは、大変なんてもんじゃなく・・・・。
すべて私も同行したので、その面倒くささはよーくわかります!
会社に関しては本人がやっていたのでわからないのですが
この無駄な時間と手間は必要なのか?と正直思いました。
とはいえ「家の姓」を大切にするご家庭はまだまだ多いので、婚活中の皆さんも他人事とは思わず
「結婚したら夫婦の姓をどうするか?」を日々考えておくことは大切です。
結婚相談所の場合、男性の自己紹介に「養子可」がまだあるのでは?
夫はそこが「可」になっていたことを、後になって知ったのでした。
各項目はちゃんと確認しておきましょうね!(自戒をこめて)