16年前は誰にも言えなかった「結婚するための努力」。
今では「婚活」と言う言葉で市民権を得ています。うらやましい!
でもその内容は人それぞれ。
たぶん16年経った今でもそれほど変わっていないのではないでしょうか。
もしかすると内容的に古いこともあるかもしれませんが
私が経験した「婚活と言う名の冒険」がどなたかの役に立つことを願って
綴ってみたいと思います。
■漁場を選ぶ
30歳を迎えた頃、友人たちが盛んに合コンを企画してくれました。
出会いがなかったわけではないのですが、なかなか結婚につながらなくて
「おかしいな」と検証してみたところ
「自分が求めている結婚相手はここにいない」
ということに気がついたのです。
合コンに来る男性たちは「結婚相手」ではなく「彼女」を求めているのに
私は「結婚相手」を求めている。これではミスマッチも当然です。
「結婚を真剣に考えている人がいるところ」なら、結婚相談所が一番確実です。
でも当時私が抱いていたイメージは
「モテない人間がいくところ」
「ロクな人が登録していない」
というネガティブなものでした。
かなり迷ったのですが、百聞は一見にしかずだと思って
まずは説明を聞きに行くことに。
それが私の運命を変えることになりました。
■「結婚相談所」と「結婚情報サービス」の違い
「結婚相談所」に説明を聞きに行って初めて知ったことがありました。
それは、私が知っているのは「結婚情報サービス」であって
「結婚相談所」とは違うということでした。
今は「婚活サイト」「婚活アプリ」が主流になっていますが
それらも「結婚情報サービス」の1つです。
それぞれの違いを簡単に表にしてみました。
結婚相談所 | 結婚情報サービス | |
---|---|---|
内 容 | ●相談員からの紹介 ●結婚相談所が加盟しているサイトを通して 「お見合い」を申し込む | 登録者間で連絡を取り合う |
費 用 | 高い (比較的安いところもある) | 安い |
登録方法 | 店舗に行って登録 (面談あり) | アプリ入力またはサイト登録 |
費用や登録方法を考えると「結婚情報サービス」の方が手軽ですね。
私の頃も同じで、費用を考えると「結婚情報サービス」に軍配が上がりました。
でもそこでじっくり考えたのです。私はどうしたいのか?と。
私は結婚がしたい!
費用が高いということは、それだけ本気の人が集まるに違いない。
それなりの費用を払えるなら、生活力もそれなりにあるだろう。
ただそれだけの理由で「結婚相談所」にしました。
■結婚相談所での活動も簡単ではなかった
「結婚相談所に入れば誰でもすぐに結婚できる」って思っていませんか?
実は私もそうだと思っていました。
でも世の中、そんなに甘くない!
一般社会と同じ、厳しい現実が待っていました。
「いいな」と思う人には断られ、気が乗らない人から好意を持たれる・・・・
ここでもそうなのか、と何度か心が折れそうになりました。
このときに始めたのが「ひとり反省会」。
お見合いや合コンの後やお見合いの申し込みで断られるたびに
●自分にはなにが足りなかったのか?
●失敗の要因はどこか?
をカフェで冷静に分析しました。
すると思いがけないことが起こったのです。
■原因は自分の中にある
もしあなたの心の中に
「どうせ結婚相談にいる人なんてモテない人間ばかりだろう」
という考えがあるとしたら、なんとしてでも捨て去ってください。
これは結婚相談所に限ったことではなく「婚活」すべてに言えます。
もし偏見や恥ずかしさのようなものがあったら
おそらくあなたの思い描く人としか出会えない可能性が・・・・
実は私の失敗はそこにありました。
無意識のうちに「どうせ~」な人ばかりみてしまっていたのです。
「引き寄せ」ってそういうことなのでしょう。
「ひとり反省会」でそのことに気がついてから気持ちを切り替え
鏡を見るたびに「素敵な人と出会える」と自己暗示をかけました。
すると不思議なことに、ガラっと出会う人が変わったのです。
このあたりの話は、いつかブログでしたいと思います。