よく「結婚と恋愛は別」と言われますが、私もその言葉に賛成です。
恋愛は、ぶっちゃけどんな相手とでもできます。
好きならOK!お互いの人生に責任もないし。
でも結婚は、自分の将来をよく考えてしないと危険です。
お金についての考え方1つ取っても、あまりに違っていったらうまくいきません。
どっちかが我慢するなんて、長い人生絶対無理!
4半世紀生きて周りを見渡してつくづく思うのです。
「好きだけで結婚はしない方がいい」な、と。
若い頃、私も「好きな人と結婚できることこそしあわせ」と思っていました。
でも20代前半、結婚を考えていた年上男性の実家へ挨拶に行った時に
「ここに私は住むことはできない・・・無理だ・・・・」
とはっきり感じてしまったのです。
東京で出会ったその人は、数年後に地方の実家を継ぐことになっていました。
最初からわかっていたし、当時はまだ結婚退職も多い時代だったので
「結婚が決まったら退職して地方へ行けばいい」と思っていました。
でも実際に行ってみたその地方は、男尊女卑がまだ色濃く残っていて驚くことばかり。
東京育ちの私には衝撃的すぎて、受け入れられそうもありませんでした。
そこから数ヶ月の間
「好きな人とならどこに住んでも大丈夫なんじゃないの?」
って自分の気持ちと葛藤しましたが
どう考えても、その後の長い人生で自分を押し殺すことはできない
と別れを決断しました。
その頃流行していたのがドリカムの「 Love Love Love」。
美しい旋律で大好きな曲ですが、その頃を思い出して今でもちょっと切なくなります。
自分の人生もさることながら、結婚は家族・親戚すべてを巻き込みます。
結婚を親(毒親を除く)や身内に反対された時、「好き」が勝っている場合は
なぜ反対されているのか冷静に考えられないものです。
でもそこにはなにか理由があるはず。
「好き」でもいいから、それがなんなのかちゃんと分析しないと
いつの日か離婚に至ったりしますよ。(実話です)
そう考えると、最近増えている「親と一緒の婚活」は合理的なのかもしれませんね。