独身の頃、既婚男性が「結婚は人生の墓場だ」って言っていて
そんなに嫌なのになぜ結婚しているんだろう?と不思議に思ったことがあります。
さらに既婚女性からも「結婚なんて我慢することばかりだよ」って言われて
結婚に恐怖心を感じるようになりました。
実際、結婚生活に関するプラスの話って聞かないと思いませんか?
今回はその謎について書いてみたいと思います
本当に「結婚生活は人生の墓場」「我慢ばかり」なのか?というと
そういう人やそういう場合もあるけれど、そうじゃない人やそうでもない場合もある
が答えかなって。
つまり「ケースバイケース」・・・・あまり答えになっていないですね。
同じ人でも状況によって、あるいは物の見方によって、そうなるように思うのです。

世の中には不思議な夫婦がいます。有名なところで樹木希林&内田裕也夫妻とか。
他人から見たら幸せそうには見えない(夫の浮気やら奇行やら別居生活の方が長い)のに
樹木希林さんは離婚することなく、最期まで添い遂げました。
娘の也哉子さんが「不思議な夫婦だった」とおっしゃっていますが
樹木希林さんにとって内田裕也さんの行動は許容範囲内だったようです。
一般の人でも「なぜこの人たちは離婚しないんだろう?」という夫婦が意外といるものです。
子どものために我慢している人もいますが、中には許容範囲が広いというか
本人にとっては別に苦になっていない場合もあるようです。
我が家も例外ではないかもしれません。
実際に身内から「よく耐えられるね」って言われたこともあるのですが
私はまったく気にならない。
つまり結婚生活って、同じ状況に置かれていても
ある人は耐えられるけれどある人は耐えられない
まさにケースバイケースなのです。
友達の愚痴とかで聞く既婚者の結婚話は片方からの情報で
実際は相手もなにかしら我慢していたりするものです。
社会の中で我慢する必要がない場所って、おそらくないのではないでしょうか。
家庭内だって社会の1つ。我慢の1つや2つはあってもおかしくないのです。
それが耐えられるものと耐えられないものがあり
耐えられなければ転職するとか離婚するとか、そこから脱出したくなるのは当然。
結婚生活をグチグチ言いつつ逃げだそうとしないのなら
それは耐えられるものってことじゃないでしょうか。

既婚者が結婚についてネガティブなことを言うのは
飲み屋でサラリーマンが会社の愚痴をこぼすようなものだと思ってください。