衝撃のお見合い相手シリーズ第二弾は「決められない男」。
実は該当する人が数名いて、結婚相談所の方の話によると割と多いタイプとか。
見た目も中身もごくフツーで、これまでモテたことがない男性に多いそうです。
結婚相談所では、この「フツー」というのが実は大きな魅力になります。
お見合い話が途切れることがほぼないタイプ。
そのため「自分はモテている」と勘違いしてしまい
何度お見合いしても決め手を見つけられず「お見合いゾンビ」になるそうです。
※「お見合いゾンビ」とは、いつまで経っても「成仏=成婚」できず
ずーっと相談所に居続ける人のこと。勝手に名付けました。
私がお会いした方たちは、それなりのスペック(学歴・年収等)をお持ちでした。
「お見合いゾンビ」になる人は、見た目も性格も本当にフツーで
特筆することもないのですがマイナス要素もなく
正式なお付き合いを断る理由は見当たらず。
でも結局、先方から断られました。
結婚相談所では断られた理由を毎回聞いているようでしたが、この手の男性については
「気にしないでね。もうこの方はどこで決めるか見失ってるタイプだから。」
ってあっさり言われました。
結婚相談所は長くいるところではないな、というのが私の感想。
ずっとお見合いが成立すると
「次こそは、素敵な人と出会えるかも・・・・」
と欲張りになっていきます。
でも絶対そんなことはなくて、自分が結婚相手に求めるものがはっきりしていないだけ。
もし素敵な人と出会ったとしても
「もしかするともっと素敵な人がいるかも・・・・」
と勘違いして、結局成婚する機会を失ってしまうのです。
本当に普通で感じがいい人なのに、結婚相談所歴が5年
という人とお見合いしました。
何も悪いところがなかったので逆に不思議に思って
「●●さんのようなとても素敵な方が、まだ正式交際を決めずにいてくれて嬉しい。」
と、遠回しに「なぜ居残ってるの?」と聞いてみました。
「お見合いがあるので、まだ決めなくてもいいかなって思っているうちに
気がついたら5年経ってしまって。」
と笑っていました。いや、そこ笑うところじゃないと思うよ・・・・
「決められない人」は、おそらく仕事や人生もそうなんじゃないかなーと。
自分がどうしたいのか、はっきりしたビジョンを持たずに日々を過ごしてしまうタイプ。
それが悪いわけじゃないですが、自分の人生の岐路くらいはスパっと決めたら?
と思ったお見合い相手でした。
まあ、私とは合わなかったというだけなんですけどね。